アオコの調整池




アオコの特効薬は開門   (2013.10.02  更新)

 
 2013年8月8日、猛暑が続く諫早湾のアオコを見に行きました。

予想通り、調整池は真っ青。10m位の風にアオコがかき混ぜられて池全体に拡散し、異臭が鼻を衝く。

強い風にもかかわらず、ユスリカが各所で蚊柱を作る。

潮受け堤防中央の横断歩道の鉄柵にまとわりつくユスリカの死骸は放置。もはや長崎県も掃除する気力も失くしたか。

風の谷の「腐海」を再生する道は唯一つ。開門して海水を導入する。

 
   北部排水門 南側から

 
   北部排水門 北側から

 
    アオコの海面を拡大

 
  調整池は全面にアオコが拡散

 
 堤防中央の歩道橋にこばりついたユスリカの
 死骸

 
  工事完成の記念碑に群がるユスリカ

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アオコ観察会をしました。 (2012.12.14 更新)

2012年8月23日諫早湾の調整池周辺を歩き、アオコの実態などの観察をしました。
「諫早湾の干潟を守る共同センター」が会員内外に呼びかけ、子供2人を含め17人で猛暑の諫早湾干拓地に、今の時期なら「アオコが出ている。」との情報を得て、その実態観察と干拓地の現状を見て回った。

熊本保健科学大学 高橋研究室と共同研究グループによる
諫早湾調整池で起こっていることー現場からの報告...案外知られていない諫早湾調整池の実態 

ルポライター永尾俊彦さんの「諫早湾干拓とは何だったのか」ー有毒アオコの汚染ーが朝日新聞のWEBマガジン・webronzaに、掲載されました。

参照下さい。

サイト内の「調整池の中は アオコがいっぱい」(2007.09.13)「アオコ・シンポジウム」(2008.08.07)もご覧下さい。



                北部排水門
   
  
       
  諫早湾は赤潮で褐色を帯びる       調整池にはアオコを確認

     潮受堤防中央
  
 開門のために、旧堤防の補修とポンプが必要

                 境川河口
       
    アオコが見える        CODは10です。

    森山排水ポンプ       笑顔の17人
       
   開門に備えてポンプの設置    今度は涼しか時にしよう。




下見の時のアオコです。(2012.07.31北部排水門.)

 雨、風、水温、波などの条件でアオコの様子は毎日変わります。


 同日、潮受け堤防でユスリカも観察しました。

 

潮受堤防中央の展望所の手すりでユスリカが乱舞(You tube)


参考までに、2012.06.30の「調整池の知られざる自然」桃下大先生の講演をご覧下さい。諫早湾のアオコとユスリカの実態を解明しています。

        
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