諫早市議会に円卓会議の開催を請願しました。　　20190930

　８月28日諫早市議会に請願書を提出、受理された。
　９月１７日の委員会で否決されました。
　９月２８日の本会議で委員会の報告、討論のあと、採決があり、２６人の議員のうち、３名だけが賛成で、否決されました。

請願は３人の紹介議員と９人の請願人の連名となっています。

表題は「諫早湾干拓排水門の開門について、賛成、反対、一般市民による円卓会議の場を市が設置することを求める請願」です。

請願の趣旨には「三者の話し合いの場を設置するよう諫早市が取り組むこと」を市議会が決議するよう求めています。

市議会は９月４日開会しました。
９月１７日（木）経済環境委員会で趣旨説明、質疑があり、午後の議案審議を経て、委員会の裁決がありました。
結果は、委員長が賛成の委員の挙手を求め、６人の委員のだれも挙手しませんでした。
委員長は「請願は採択されません。」と言い、本会議に報告する。と宣言した。


委員会での委員による発言を紹介します。
なお、委員会の冒頭、委員長は「協議会を開催します。」と発言しました。
協議会の場合、発言は議事録に記録されません。記録されて、後でもめる材料になったり、不都合がある場合に議会がとる手です。

「請願人のうち、開門賛成は誰か。」
「市長と市議会は開門反対だ。請願はなじまない。」
「係争中であり、円卓会議を求める環境に無い。」など。


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本会議は９月２８日開会された。

経済環境委員長の報告：最高裁などで係争中。市民の安心、安全が必要。という議論で委員会で不採択と決定した。

　　賛成討論（中野議員）：9/7福岡高裁判決でも、「一つのテーブルに着け。」全国的にも市民を含めた会で、お互いの理解を図る取り組みがなされている。

　　反対討論（藤田議員）：すでに事業完成し、防災機能が発揮されている。市議会は開門反対の意見書を可決している。今さら会をしても混乱を招く。
　

3人の議員が賛成の意思で起立。議長は不採択と決定しました。

「立場の違うものが集まって、意見を交換する。」という趣旨を理解できない、理解したくないレベルの方々です。
市長にモノが言えない市議会、言う気が無い市議会議員はただちに辞めてもらいましょう。


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