干潟を守る日2009 in 諫早 

シンポジウム 生きかえれ 諫早湾干潟

      〜漁業と農業の両立を〜

<開催趣旨>

 諫早湾干拓事業による諫早湾閉め切りから12年が経過しました。事業によりもたらされた漁業被害の深刻化や農業用水としての調整池水質は改善の糸口さえ見えない中、裁判では3年間に必要な対策を講じて、5年間水門開放を命じる判決の言い渡しがありました。

 経済危機の中、環境対策によっての雇用創出や経済活性化をめざす取り組みも提唱されています。
また、有明海においては絶滅の危機にさらされた生き物も多種生息し、私たちの生存基盤である生物多様性の保全が重要課題となっています。2010年には日本(名古屋市)において10回生物多様性条約締約国会議も開催されます。

 シンポジウムでは、諫早湾干拓事業に関わる問題解決と持続可能な地域のあり方を提言しました。

日時:2009(平成21)4月11()

会場:諫早市高城会館


講演「有明海の自然と漁業の再生を願って」

   田北 徹 長崎大学名誉教授 



シンポジウム

干拓地の現状報告・有明海沿岸漁業者からの現状報告

裁判の現状報告と展望・よみがえれ有明海訴訟弁護団

研究者からの問題解決への提言

参加者からの質疑とその応答を交えたディスカッション

  

                 


◇12日(日)現地見学会(干拓農地・潮受堤防道路など)         

 


関連行事

諫早干潟慰霊祭:4月14()10:00 白浜桟橋(諫早市・本明川河口)             主催  諫早干潟を憂える大牟田の仲間

    トップページに戻る