干潟を守る日2006in諫早 開催要項
[目的] 「干潟を守る日」は、1997年4月14日の諫早湾締切りを心に刻み、日本の貴
重な干潟保全のため99年に環境団体によって制定され、それ以降毎年4月を中心
に日本全国の各地40ヶ所余でさまざまな催しが行われている。
諫早湾が潮受堤防で締め切られてから満9年を迎えた。この間、諫早湾と有明海の
環境破壊により、水産業をはじめとして沿岸地域社会の「持続可能性」に赤信号が
灯る激変が続いている。漁民の証言による潮流の異変、赤潮の多発などが、多くの
研究者の調査によっても明らかにされている。このような中、昨年9月最高裁は、
佐賀地裁が判定した干拓工事の停止を却下した。
現地諫早では、諫早湾干拓事業の見直しと、有明海海況の再生などについて広く合
意を広げるためにシンポジウムを開催する。
[名称] 干潟を守る日2006in諫早
タイトル 見直せ ! 諫早湾干拓事業
サブタイトル 「堤防一部撤去」の中海干拓に学ぶ
[日時] 2006年4月15日(土) 13:00 〜 17:30
[場所] みのり会館 諫早市長田町 いこいの広場内 TEL 0957-23-9077
[資料代] 1,000 円
[プログラム]
12:00 開場
13:00 開会
現地報告 ・時津良治、裁判経過報告・堀良一
13:40 基調講演 宍道湖・中海から諫早湾へのメッセージ
−大義なき「公共」事業の止め方ー
島根大学副学長 保母武彦
(豊かな汽水域を後世に活かす市民会議前代表)
コーヒーブレイク
15:00 パネルデイスカッション 見直せ!諫早湾干拓事業
コーデイネーター:片寄俊秀関西学院大学教授
パネラー 保母武彦 堀良一 漁民・吉田訓啓(島原) 川崎賢朗(佐賀)
木村茂光(熊本) 古賀雅敏(福岡) 森文義(小長井)
橋本武(長崎・有明)
17:30 宣言採択・ 閉会
[主催] 諫早干潟緊急救済本部・干潟を守る日諫早実行委員会
[後援]日本湿地ネットワーク(JAWAN)・諫早干潟緊急救済東京事務所・WWFジャパン・日本自然保護協会・日本野鳥の会・九州琉球湿地ネットワーク・有明海漁民市民ネットワーク・諫早干潟を憂える大牟田の仲間・よみがえれ!有明海訴訟を支援する長崎の会・諫早湾の干潟を守る諫早地区共同センター・海ガメを呼び戻す会・諫早湾「一万人の思い」実行委員会・唐津の海を守ろう市民の会・レインボーネットワークながさき・まえ海を守る鹿島の会・八代野鳥愛好会・天草の自然を守る会
[交流会] 4月15日(土) 19:00 割烹「多な可」 諌早市東小路町 TEL
0957-23-1760
会費 4,000円
[現地見学会] 4月16日(日)9:00〜12:00 諌早駅裏 集合・解散 会費500円
交流会・現地見学会参加の方は、事前に下記に申し込みください。
[問い合わせ先]
諫早干潟緊急救済本部 (山下)854-0037 諫早市小野町1100-13
TEL 0957-23-3740 FAX 0957-23-3927
事務局担当 (大島) TEL/FAX
0957-53-4557 dadao@mtd.biglobe.ne.jp
関連行事のおしらせ
干潟慰霊祭 4月14日(金) 10: 00 諌早市・白浜桟橋
主催:諫早干潟を憂える大牟田の仲間
代表:本 昭弘 0944-55-2100 FAX
0944-57-8330
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