5.30 支援依頼のメッセージ
福岡高裁の決定の後、農水省が諫早湾干拓工事再開の準備をしています。
沿岸漁民有志は、工事現場での座り込みで阻止しようと立ち上がります。
支援依頼のメッセージを流します。
Forwarded by Kozou Oshima <dadao@mtd.biglobe.ne.jp>
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From: 高村 <ak_takajp@ybb.ne.jp>
Date: Mon, 30 May 2005 23:53:32 +0900
Subject: 6月7日の座り込み
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各位
6月7日(火)4県とも午前6時黒崎ゲート集合、夕刻までの行動となりました。
30日夜の4県漁民集会では、「高裁が”国の責務”、とした中長期開門調査をせずに工事を再開するな!」を合言葉に、「工事をとめるぞ!」の意気込みで行動する決意を固めました。7日の行動は前哨戦であり、本格的な行動は工事が本格的に再開される中旬以降になるのではないでしょうか。漁民は一時の虚脱から立ち直り、「負けてたまるか」の闘争心が燃え上がりつつあるようです。ご協力よろしくお願いします。
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6月7日午前6時、夏の朝は早い。すでに明るくなった諫早湾の空を、涼しいくらいの風が吹き抜ける。
日焼けした顔が続々と中央ゲートに集まる。
鉢巻をしめ、ノボリを手に、久し振りの再会にもかかわらず、怒りを抑えてどの顔も笑顔が見えない。
地元市町の議員、長崎県議会議員、労働組合、諫早干潟緊急救済本部なども、連帯のあいさつと座り込みに参加し、総勢300人余りにふくれあがった。
佐賀有明の会は、農水省諫早湾干拓工事事務所を訪ね、工事の停止、開門調査の実施を迫った。さらに長崎市内にトラックなど25台で繰り出し街頭デモ、県諫早湾干拓室に抗議の申し入れをした。
諫早現地は中央ゲートと森山ゲートに配置し、工事車両の入場阻止をはかった。
森山では、重機を輸送する大型トレーラーが入場を試みたが、諦めて帰った。
中央では、検察、警察が遠巻きに様子をうかがいに来た。
特に混乱もなく、午後座り込み行動を収束した。
今後、漁民代表者の会合で、戦略が検討、実施される。
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