略 称 | 目 的 | 原 告 | 被 告 | 裁判所 | 提訴年月 | 経 過 と 判 決 | 備 考 | |||||||||||||||||||||||||||
ムツゴロウ裁判 |
事業の差し止め(第1陣) |
ムツゴロウほか |
国・県知事 |
長崎地裁 |
1996.7 |
05.03.15却下 |
「自然の権利」訴訟 |
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事業費返還・支出差し止め (第2陣) |
2000.10 |
08.12.15却下 |
住民訴訟・「自然の権利」訴訟 |
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参照 「自然の権利」基金 |
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森 裁判 |
漁業権放棄無効確認 |
元小長井漁協長 |
国・県 |
長崎地裁 |
2001.7 |
なし |
03.04取り下げ、損害賠償に継続 |
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損害賠償・2億円 |
元小長井漁協長 |
国・県 |
長崎地裁 |
2003.4 |
なし |
03.09取り下げ |
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参照 有明海漁民・市民ネットワーク |
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漁連仮処分 |
工事差し止めの仮処分 |
福岡県有明海漁連 |
国 |
福岡地裁柳川支部 |
2002. 9 |
04.01.08却下 |
干潟の浄化機能が失われたとしても、有明海の水質に影響を与えているとは認められない |
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有明海漁連 |
開門調査を求める |
2006.1 |
06.12.19行政訴訟却下 07.06.22民事訴訟取り下げ |
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よみがえれ! 有明海訴訟 |
工事差し止め・・慰謝料(06.11.24潮受堤防の撤去に変更) |
漁民・市民825人 05.07.29追加で2029人 |
国 |
佐賀地裁 |
2002.11 |
08.06.27 撤去は認めない |
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工事差し止めの仮処分 |
04.08差し止めの仮処分を認める。 |
国が福岡高裁に抗告 |
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福岡高裁 |
2004.8 |
05.05.16仮処分を取り消す |
05.05.20原告が最高裁への抗告を申請 |
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05.06.27最高裁への上告を許可 |
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最高裁 |
2005.5 |
050930抗告を棄却 |
仮処分の取り消し確定 |
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排水門の常時開放、開門調査 |
漁民17人 |
国 |
佐賀地裁 |
2005.10 |
08.06.27 排水門の開放を命令・工事による湾内への漁業被害を認める。 |
国が福岡高裁に抗告 |
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福岡高裁 |
2008.07 |
10.12.06 5年間の排水門の開放を命令 |
10.12.20上告せず・確定 |
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確定判決の履行を求めて、間接強制申し立て |
漁民49人 |
国 |
佐賀地裁 |
2013.12.24 |
140411 5年間の排水門開放 2ヶ月以内に履行しないと1日49万円の違約金 違約金の増額を訴え、佐賀地裁は額を90万円/日に決定。国は控訴。2015.03.24 |
福岡高裁から最高裁へ。 2014.6.11抗告棄却決定 2014.6.11から開門するまで45万円/日の違約金支払い |
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排水門の開放・損害賠償(小長井・大浦漁業再生請求) (第1陣) |
漁民41人 |
国 |
長崎地裁 |
2008.4.30 |
11.06.27漁業被害の因果関係を否定、開門しない。大浦の損害は一部認める。 15.09.07福岡高裁、開門しない、賠償も認めない |
2019.6.26 上告棄却 |
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「自然の権利」基金 |
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原因裁定 |
有明海異変と諫干の因果関係 |
4県漁民 17名 |
国 |
公害等調整委員会 |
2003. 4 |
05.08.30 漁民の請求を棄却 |
因果関係を肯定することはできない |
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開門調査 |
福岡県有明海漁連 ・漁民28人訴訟参加 |
国 |
福岡地裁 |
2006.1 |
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熊谷組株主代表訴訟 |
政治献金の返還を求める |
株主オンブズマン(大阪市) |
社長ら |
福井地裁 |
2006.8.30 |
請求棄却。 相関関係は認められない。 賄賂ではない。 献金は解消するのが望ましい。 |
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08.01.28 棄却。 著しい違法性は認められない。 原告が控訴 |
福岡高裁で係争 |
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福岡高裁 | 2008.02 | 2010.12.06棄却 | 控訴せず、 確定 |
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開門調査差し止め |
開門調査の差し止め請求 |
長崎県農業振興公社・干拓地入植農民ほか |
国 |
長崎地裁 |
2011.04.19 |
2017.04開門するな |
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仮処分申請 |
20111114 |
2013.11.12 仮処分を認める 2015.11 地裁、国の異議申請を棄却。国が控訴 2017.04 長崎地裁、開門するな。 国、控訴せず。 2018.03 福岡高裁、漁民の独立当事者を認めず。 2018.05 漁民、最高裁に上告 |
2019.6.26 上告不受理 |
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間接強制申立 |
開門した場合、国に制裁金を課す |
開門反対派農民 |
国 |
長崎地裁 |
2014.06 長崎地裁 2014.07 福岡高裁 2015.01 最高裁 いずれも認める |
2015.07 違約金の増額を求める |
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請求異議 | 開門確定判決に異議あり | 国 | 漁民 | 佐賀地裁 | 2014 | 2014.12 佐賀地裁 国に制裁金支払い命令 20180730 福岡高裁、確定判決取り消し、制裁金停止 2018.08.10漁民、最高裁に上告 2019.09最高裁、高裁判決を破棄、高裁に差し戻し 20210428高裁、和解協議を提案 20220325 高裁、国の異議を認め、確定判決の強制執行は許さない 20220408 漁民、最高裁に上告 20230301上告棄却・2020年に確定した開門請求の強制は認ないことが確定 |
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営農者訴訟 | 野鳥食害で200万円の損害賠償請求 | 干拓地営農2社 | 干拓公社、国、長崎県 | 長崎地裁 | 20180130 | 0209 営農2社「開門差し止め原告」から離脱 0226 開20190913高裁判決を破棄、福岡高裁に差し戻し門を求める訴えを追加 0329 公社、営農者に土地の明け渡しを求めて提訴 |
は確定