市民集会 みんなで開けよう! 諫早湾    20151025

 2015年10月18日 諫早市民センターで市民集会をしました。

 集会はまず、歌う市民活動家、ハチマンさんのパフォーマンスで始まりました。

 テーマ 1: どのような諫早湾にしたいのですか。

    長く諫早湾と有明海をフィールドに撮影して来られた、佐賀県鹿島市在住の写真家・中尾勘吾さんの昔の諫早湾の写真を会場に展示しました。豊かな海とそこで暮らす人々の    暮らしが生き生きと再現されました。
    
    今年のラムサール条約締約国会議で登録が認められた有明海の二つの干潟(鹿島、東よか)。さらにすでに登録されている熊本県の荒尾を合わせ有明海に三つの干潟が登    録された。将来、諫早湾に干潟が回復すれば、有明海を全面登録することも可能になる。
    島根県中海は農水省が作った中浦水門を撤去し、海水を入れて海の環境を再生させた市民と自治体の共同作業を紹介した。
    韓国(順天湾)は干拓工事を止め、干潟を生かしたセイ公事例として、スライドで紹介し学びました。
    伊勢志摩には、共同センター会員の吉岡さんが現地視察したので、干拓地の干潟再生の様子が報告されました。

 テーマ 2: 私にも出来る開門へのプロセス

    海岸堤防はハゼ釣りの子ども、大人で一杯。そしてウナギ塚や沢山の魚で、子供も遊びながら漁を楽しむ。
    ウナギ屋さんとの懇談の場を持ちたい。
    勘吾さんの写真をもっと見たい。映写会をする。
    鹿島の干潟の現地を訪ねよう。観察会を企画しよう。
    福岡高裁の和解勧告をもとに、市議会への請願など、話し合いでの解決を求めて行こう。

    今後、これらの意見、提言をもとに、通年の集会や行動をみんなで作りあげることが課題となります。

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        集会終了後、諫干共同センターの総会をしました。

      
  

集会を盛り上げてくれたハチマンさん         まだまだ現役、勘吾さん               行動が活路を見出す、吉岡さん
    

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