日本ベントス学会公開シンポジウム 有明海・諫早湾 日本初の大規模な環境復元の意義        2013.03.15 更新

ところ:長崎原爆資料館・平和会館ホール
とき: 2013.03.09

干潟生物の宝庫だった諫早湾が閉め切られてから16年。 有明海奥部では赤潮や海底の貧酸素化の問題が拡大し、淡水化した調整池では有毒アオコが発生している。
干拓事業による漁業被害を認めた判決が確定し、諫早湾の復元への道が開かれた。 その意義を生物学の視点から論じる。 環境復元による地域再生の具体例も紹介する。

●有明海の諌早湾とはどんなところか
  佐藤 正典(鹿児島大学)
●有明海奥部で進行している環境悪化
  堤 裕昭(熊本県立大学)
●淡水化した調整池における有毒アオコの増殖
  高橋 徹(熊本保健科学大学)
●調整池でのユスリカ大発生と汽水域生態系の消失
  桃下 大・縄田 とよか(諫早湾の海辺の生き物研究会)
●開門確定判決の履行を巡る諸問題
  堀 良一(弁護士)
●諫早湾の未来を考える:
 環境復元による地域再生の3つの例
  国分 秀樹(三重県水産研究所)、田中 克(京都大学名誉教授)

● コメント:田北 徹(長崎大学名誉教授)


  日本ベントス学会のサイトも参照ください。

 
   学生ボランティアが10名ほど       受付
 
              鹿児島大学・佐藤先生      講演者の方々
 
   熊本県立大学・堤先生   熊本保健科学大学・高橋先生  諫早湾の海辺の生き物研究会・桃下さん
 
 諫早湾の海辺の生き物研究会・縄田さん       弁護士・堀さん    三重県水産研究所・国分さん
 
  
  京都大学名誉教授・田中先生          
  
  長崎大学名誉教授・田北先生        
日本鳥学会鳥類保護委員会副委員長・佐藤さん

 

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