『諫干開門調査』学習講演会  (2011.03.10更新)

演題:排水門、開けたらどうなるシミュレーション
講師:九州大学大学院総合理工学研究院
流体環境理工学研究部門 経塚雄策教授(工学博士)

昨年12月、福岡高裁で被告・国へ3年以内の準備期間の後、5年間の常時開門を命じる判決が出され、確定しました。しかし、長崎県や諫早市は「開門したら大変なことになる」として開門調査絶対反対です。開門したら本当に大変なことになるのでしょうか??
経塚先生にコンピュータ・シミュレーション(数値モデル計算)の結果を用いて「賢い開け方」について解説していただきました。
下記のU-Tubeのサイトで動画が見られます。



「排水門,開けたらどうなる シュミレーション」 (1時間27分)
       


<経塚先生紹介>
専門分野は海洋環境工学、海洋工学。研究業績のひとつに「有明海の海洋環境変化に関する研究」があります。
有明海における潮汐・潮流の減少の原因について、諌早湾潮受け堤防排水門開閉制御による流れと海水交換、有明海の物理環境のシミュレーション、諌早湾の潮受け堤防排水門の開放に伴う流動についてなど多数の研究発表があります。その他、潮流を利用した発電や大規模洋上風力発電なども研究されています。

期日:2011年3月6日(日)
会場:諫早市民センター(諫早市中央公民館)
主催:諌早湾の干潟を守る諫早地区共同センター(略称、諫干共同センター)

トップページに戻る