講師:羽生洋三さん(有明海漁民・市民ネットワーク事務局・調査研究担当)

福岡高裁判決が確定し、国は開門調査に向けて検討を始めていると言われています。しかし地元諫早では、開門したら防災効果がなくなり農業にも被害が出るのではとの不安を漏らす市民もいます。実際はどうなんでしょうか。
潮受け堤防完成2 年後の7 月23 日、諫早は1時間101 ミリの記録的豪雨に見舞われ、市内全域9万4 千人に避難勧告が出されました。すでに完成していた潮受け堤防と調整池は、この時は役に立
ちませんでした。
(注)1997年4月14日、諫早湾閉め切り・堤防設置

みんなで話し合いましょう。
*潮受け堤防と調整池で、洪水は防げる?
*開門したら防災機能はなくなる?
*開門したら集中豪雨時に後背地(森山、小野など)の湛水が長引く?
*開門したら干拓地農業が塩害を被る?
*開門したら干拓地と後背地の農業用水はどうする?
*開門対策には膨大な費用がかかる?

 
   主催
  ○“よみがえれ!有明海訴訟”を支援する長崎の会
  ○諫早湾干拓開門調査を求める諫早市民の会
  ○諫早湾の干潟を守る諫早地区共同センター


  講演の録画映像はコチラから(YouTube1時間20分17秒  提供 nekonotegumi ) 
  内容の解説はJanJan Blog を参照ください。

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諌早湾の排水門を開門して、防災と農業は大丈夫でしょうか?

(11.01.25更新)

1月22日(土)諫早市社会福祉会館で開催された。